学問や文化・芸術の神様、菅原道真公を祀る聖地として有名な太宰儒天満宮。

道真公がとても愛したと言われる梅の木が植えられていることでも知られていますね。

冬を越して少しずつ暖かくなり始める2月~3月の早春のころ、境内では梅の木の良い香りに包まれ、観光客を楽しませてくれます。

梅の木は御神木

ご本殿から見て、向かって右側に立っているのが、有名な「飛梅」(とびうめ)という梅の木です。

この名前の由来は、太宰府へ去った道真公を慕うあまり、一夜にして京の都から道真公の所目指して飛来したという伝説から来ているのだとか。

道真公も京に残した梅を懐かしんで、歌を詠んでいます。

「東風(こち)吹かば匂い起こせよ梅の花 

主(あるじ)なしとて春なわすれそ」

(道真公の歌)

この「飛梅」は境内に6千本ほどもあり、他の梅よりも早く白い花を咲かせるとも言われています。

アクセス・時間・料金

住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1

電話番号:092-922-8225

最寄り駅:西鉄・太宰府駅から徒歩約5分 (駐車場あり)

参拝時間 6:00~19:00

秋分の日~春分の日は、6:30~

6月~8月は ~18:30まで

※無休

料金:無料